ホームページ作成ツールの選び方【WordPress・STUDIO・Wix を目的別に比較・2026年版】
ホームページを自分で作りたい人向けに、WordPress・STUDIO・Wixの3つを「コードは書かない前提で、何を・どこまでやりたいか」という目的別に中立に比較します。料金や流行ではなく、集客・更新・拡張のどれを重視するかで選ぶ考え方を整理します。
WordPress・STUDIO・Wix は、どれもコードを書かずにホームページを作れます。ただし、公開後の付き合い方は同じではありません。記事を増やして集客するのか、見た目を細かく整えるのか、予約などの機能を手早くそろえるのか。最初にやりたいことを決めておかないと、作り始めてから別のツールへ移りたくなります。
ホームページ作りの全体順序から確認したい場合は、先に目的整理から公開後までのホームページ作成ガイドを読んでください。この記事では、作る方針が決まったあとにWordPress・STUDIO・Wixのどれを選ぶかに絞って比較します。
まず決めるのはここ(判断軸)
「コードを書けるか」を入口にする必要はありません。3つともコードなしで作れます。実際に効いてくるのは次の3つです。
- 集客: ブログ記事を書きためて、検索から継続的に人を呼びたいか。それともSNSや口コミが中心で、ホームページは名刺代わりでよいか。
- 更新: 誰が、どのくらいの頻度で直すか。自分でこまめに触るのか、公開後はほとんど変えないのか。
- 拡張: 予約・会員・ネットショップなど、機能を後から足して大きく育てたいか。シンプルなままでよいか。
この3つのうち「集客と拡張まで本気でやりたい」なら WordPress、「見た目を自分で作り込みたい」なら STUDIO、「機能込みで手早く一通り」なら Wix、という分かれ方になります。多くの人は、長く運用して資産にしたいなら WordPress が無難ですが、目的が小さくはっきりしているなら、無理に WordPress を選ぶ必要はありません。
この記事の比較基準
おすすめツール何選という記事ではなく、3つから自分に合う1つを選ぶための記事です。順位や推薦は報酬単価ではなく、次の観点だけで判断しています。
比較基準
- 集客(ブログ・検索からの流入)への向き不向き
- 自分で更新するときの手軽さと、見た目の自由度
- 予約・問い合わせ・会員などへの拡張性
- 独自ドメインで公開するときの費用の考え方
- あとから別のツールへ移すときのしやすさ
最終確認:
3つの早見表
同じ「ホームページ作成ツール」でも、続けやすさのポイントは違います。料金はプランや時期で動くので、金額は各公式サイトで確認してください。
| 観点 | WordPress(サーバー利用) | STUDIO(ノーコード) | Wix(ノーコード) |
|---|---|---|---|
| 作り始めの手軽さ | サーバー契約・初期設定が必要 | 画面を見ながら直感的 | テンプレを選んですぐ形になる |
| 見た目の自由度 | テーマ+カスタマイズで自由(学習がいる) | 自分で細かく作り込みやすい | テンプレ内での調整が中心 |
| ブログ集客・SEO | 記事を書きためる集客に強い | 簡単な記事は書ける。本格運用は不向き | 記事機能はあるが本命ではない |
| 予約・問い合わせ | プラグインで作り込める | フォームや外部予約の埋め込み中心 | 予約・問い合わせ機能が標準で豊富 |
| 拡張性・将来性 | 大きく育てやすい | シンプルな構成向き | 機能は多いがツール内で完結 |
| 月額の考え方 | サーバー代が継続(独自ドメインは特典で無料の場合も) | 無料あり。独自ドメイン公開は有料プラン | 無料あり。独自ドメイン公開・広告非表示は有料プラン |
| 別ツールへの移行 | データを書き出して移しやすい | 基本は作り直し | 基本は作り直し |
ノーコードが2つもあるとさらに迷うんだけど、STUDIOとWixって何が違うの?
ざっくり言うと、STUDIOは「自分でデザインを作り込みたい人」、Wixは「テンプレを選んで機能込みで手早く済ませたい人」向けです。見た目をこだわって組みたいならSTUDIO、予約や問い合わせまで最初から一式そろえたいならWix、という分け方が分かりやすいです。
なるほど。作り込むか、そろえるかの違いなんだね。
WordPress が向く場合
WordPress はレンタルサーバーを借りて使う、世界でいちばん使われている仕組みです。ブログ集客や予約・問い合わせの作り込み、後からの拡張に強く、サイトを育てて検索から人を呼びたい人に向いています。
向いている人
- ブログ記事を書きためて、検索から継続的に集客したい
- 予約・問い合わせフォームやプラグインで機能を足していきたい
- 長く運用して、サイトを資産として育てたい
- 困ったときに情報量の多さ・対応業者の多さで安心したい
向いていない人
- とにかく手早く、最小の手間でページを公開したい
- サーバーやドメインの管理を一切したくない
- 更新はほとんどせず、作ったら基本そのままにしたい
WordPress はサーバーを借りるところから始まります。最初の1台なら、無料お試しがあって実績も多いサーバーが無難です。
無制限機能盛りだくさんのレンタルサーバーSTUDIO・Wix が向く場合
どちらもコードを書かずに作れるノーコードツールで、サーバー管理はいりません。無料で試してから選べる点は共通しています。違いは「自分で作り込むか/機能込みでそろえるか」です。
向いている人
- コードを書かず、自分の手で見た目を整えたい(STUDIO)
- テンプレを選んで、予約や問い合わせまで機能込みで手早くそろえたい(Wix)
- 店舗・教室の雰囲気が伝わる、数ページのサイトで足りる
- サーバーやドメインの管理はしたくない
向いていない人
- ブログ記事を書きためて、検索から本格的に集客したい
- 会員機能やネットショップなど、大きく拡張していきたい
- 将来、別の仕組みへ自由に移して育てていきたい
料金やプランの最新条件は、各公式サイトで確認してください。下のカードの金額は目安です。
STUDIO
ノーコードで見た目重視のHPを自分で作って更新できる
4.2 / 5.0
- 月額
- 無料プランあり(独自ドメイン公開は有料プラン・月額の目安は公式で確認)
- 初期費用
- 0円
- 無料体験
- 無料プラン(独自ドメインなしで試せる)
- 向いている人
- コードを書かず、自分で見た目を整えて手軽に更新したい店舗・サロン
- 注意点
- 独自ドメインでの公開には有料プランが必要。本格的なブログ集客・SEO・機能拡張はWordPressより作り込みにくい。
Wix
テンプレートを選んで、予約や問い合わせまで機能込みで一通りそろえたい人向け
4.0 / 5.0
- 月額
- 無料プランあり(独自ドメイン公開・広告非表示は有料プラン・月額の目安は公式で確認)
- 初期費用
- 0円
- 無料体験
- 無料プラン(Wixの広告・wixサブドメイン付きで試せる)
- 向いている人
- テンプレートから選んで、予約・問い合わせなどの機能込みで手早くHPを用意したい個人・店舗
- 注意点
- 独自ドメインでの公開と広告非表示には有料プランが必要。公開後はテンプレート自体の差し替えがしにくく、別ツール(WordPress等)への移行は基本作り直しになる。
候補がSTUDIOとWixの2つまで絞れているなら、STUDIO vs Wix 徹底比較でこの2つの違いだけを詳しく見比べられます。
選ぶ前・申し込み前に確認したいこと
- どのツールも、独自ドメイン(自分の住所のようなURL)で公開するには費用がかかります。WordPressはサーバー+ドメイン、STUDIO・Wixは有料プランが必要です。
- 表示される料金は、プランや契約期間、時期のキャンペーンで変わります。公式の最新条件を確認してください。
- ノーコード(STUDIO・Wix)からWordPressへはページをそのまま移せず、作り直しになることが多いです。集客や拡張までやる見込みがあるなら、最初からWordPressも視野に入れてください。
- Wix は公開後にテンプレート自体の差し替えがしにくいので、最初のテンプレ選びは慎重に。
- 予約や決済までやりたい場合は、サイト作成ツールだけで決めず、どの予約・決済方法にするかを先に決めておきましょう。
それでもネットショップや決済までやりたいなら
「商品を売りたい」「サイト上で決済まで受けたい」場合は、ホームページ作成ツールとは別に、ネットショップの仕組みを検討したほうがスムーズなことがあります。ただし、まずは名刺代わりのホームページから始め、販売は必要になってから足す、という順番でも遅くありません。判断に迷うときは、用途から整理してみてください。
候補が決まった後に確認すること
候補を絞ったら、料金表だけでなく、ページ追加・文章修正・予約受付を自分でできるか試してください。無料で触れる範囲がある STUDIO と Wix は、公開前に編集画面との相性も確認できます。
STUDIOを無料で試せる範囲は、STUDIOは無料でどこまで使える?で確認できます。
Wixを選ぶ場合は、Wixは無料でどこまで使える?で広告表示や独自ドメインの条件を先に確認してください。
集客・拡張まで育てたいなら(WordPress)
無制限機能盛りだくさんのレンタルサーバー自分でデザインを作り込みたいなら(STUDIO)
STUDIOでできることと料金を確認する機能込みで手早くそろえたいなら(Wix)
Wixのプランと無料での始め方を見るブログとホームページのどちらにするか迷っている人は、副業ブログは何で作る?WordPressと「それ以外」の選び方から確認してください。
WordPress用のサーバーを比べる段階まで進んでいる人には、ブログ・ホームページ向けレンタルサーバー比較が合います。
それでも決めきれないとき
集客・更新・機能のどれを優先するか決めきれない場合は、Web開設診断で用途を確認できます。回答に沿って、WordPress・STUDIO・Wix などから候補を絞れます。
よくある質問
結局どれを選べばいいですか?
長く運用してブログ集客や拡張まで考えるならWordPress、自分でデザインを作り込みたいならSTUDIO、テンプレを選んで予約や問い合わせまで機能込みで手早くそろえたいならWixが向いています。料金や流行ではなく、集客・更新・拡張のどれを重視するかで選んでください。
STUDIOとWixはどう違いますか?
どちらもコード不要のノーコードツールですが、STUDIOは自分で細かくデザインを作り込みたい人向け、Wixはテンプレートを選んで予約・問い合わせなどの機能を最初から一式そろえたい人向け、という違いがあります。
無料で始められますか?
STUDIOとWixには無料プランがあり、まず試せます。ただし独自ドメインでの公開や広告非表示には有料プランが必要です。WordPressはサーバー代(+ドメイン代、特典で無料のこともあります)が継続でかかります。
あとから別のツールに乗り換えられますか?
WordPress同士はデータを移せる場合がありますが、ノーコード(STUDIO・Wix)から別ツールへはページをそのまま移せず、作り直しになることが多いです。将来、記事を増やして集客する予定があるなら、最初からWordPressも候補に入れてください。
ネットショップもこのツールで作れますか?
簡単な販売機能はどのツールにもありますが、本格的に商品を売りたい場合は、ホームページ作成ツールとは別にネットショップの仕組みを検討したほうがスムーズなことがあります。まずは名刺代わりのサイトから始め、販売は必要になってから足す進め方でも問題ありません。
まとめ
記事を増やして集客や機能を育てるなら WordPress、見た目を自分で細かく整えるなら STUDIO、予約や問い合わせを含む一式を早くそろえるなら Wix が候補です。最終的には、公開後にやりそうな修正をそれぞれの編集画面で試してから決めると、作り直しを避けやすくなります。
自分に合う作り方を診断してみる次に読む
自分の業種に近いケースで具体的に考えたい人は、次の記事が参考になります。
- 整体院・サロンのホームページは WordPress と STUDIO どちら? — 店舗型で予約や集客を自分でやる場合の選び方
- キッチンカーにホームページは必要? — SNSだけで足りる人・常設サイトを持つべき人
- 個人事業主にホームページは必要? — 名刺・SNSで足りる人と、自分のサイトを持つべき人